個人差はありますが、外反母趾の痛みは殆ど改善します。変形に気付いていても、痛みなどの症状がない方ほど、めんどくさがったり、みんな同じだからと、根拠のない安心をもったりして何もしません。そのまま放っておくと、痛くなった→痛みが止まるを繰り返しながら進行していくだけです。進行自体にも気づかなくなり、もうどうにもできない状態になり、歩行に支障がでてきます。いえ、それ以前から、すでに足の構造が崩れています。当店に来られる方の半分近くに、「痛くなったので病院に行ったけど、レントゲンに異常が見つからなかったので帰された。」「様子をみましょう」と、湿布だけ渡された。「歳だから仕方ないですよ」「手術しかないですね」た、ろくにみてくれず終わったと言われます。
足は第二の心臓と言われる理由を知っていますか?足が正常に機能してないと、足が地面から受けるセンサーが正しく脳に伝える方ができなくて、筋肉に誤作動を起こすから転倒するんです。、高齢になればなるほど、このセンサーも鈍くなっていく上に、変形までしてしまうと、ただ、筋トレでどうにか足が上がるから大丈夫ではないのです。50代に入ったらホルモンバランスによって、筋肉が落ち始めます。この頃から体は硬くなり、転倒に対する身動きがうまく取れずに、ひどい怪我を負う転倒が増えてます。一度この頃に転倒してしまうと、不安から、またさらに不安定な歩き方をしてしまいがちです。それによって、足から上がバランスを取ろうと連鎖して、本来の働きとは違う動きとなり、こりや痛みとなります。また、体の一番下にある足の血液を心臓に戻す力がないと、浮腫だけにとどまらず、きれいな循環が行われないことによる免疫力の低下、活性酸素の滞留、老廃物の蓄積など、大きな病気を引き起こす原因にすらなるのです。足にお金をかける事は、生涯の自由の投資だと思います。歩けなくなったら、生活は自分のことだけでなく、家族の時間もまた変化させてしまいます。生活範囲も狭まり、それ以上良くなる事は望めないでしょう。だから、今ならまだ間に合う、できることをして欲しいのです。ベットに寝たまま、長生きするのは辛い事です。膝が痛くなって、ちょっとそこまで行けていたところすら行けなくなるのも、辛い事です。小さな不調が大きなことになる前に、足の大切さを知って欲しいです。