子供たちの現状

2022年03月18日 12:50

保育園や幼稚園を選ぶ時、「スポーツコーチによる運動指導」や、「スイミング」、「裸足教育」「マーチング」などに惹かれて選ばれる方もいると思います。しかし、踵の骨が出来上がるのは4、5歳からなのに、スポーツをさせてしまうと踵の骨の発育を妨げてしまう原因になります。また、足の骨が揃ってないのに、歩くことよりもスイミングを習わせることに教育の方向性の疑問を感じます。裸足教育も一見健康に良さそうですが、こちらも足の骨がきちんと出来上がってない時からコンクリート床を裸足で長時間過ごしたり、裸足に上靴、運動靴を履かせて過ごすなど、足の環境に良くないことが、表面上の情報として出回っています。硬いコンクリートを裸足で歩いていると、その衝撃は何倍にもなって、体の中心部、骨の発達に影響を与えます。曲がりのまま変わらない、そこの薄い上靴もただ、足先の怪我から守る園側の口実がほとんどで、靴としての機能は果たせていません。マーチングについても、骨の発育時期にある子供に練習がはじまりだすと毎日、腰を反った状態で、太鼓などを持たせ、踵を打ち付けながら行進させられます。これでは、ちょうど成長段階のまだ柔らかい骨にいいはずはありません。裸足教育の園には、男の子の踵異常と、女の子の浮き指が多いです。これをそのままにしておくと、のちの思春期において、側湾症として出る確率が上がります。また、3歳ぐらいからサッカーやバスケットをさせることも、発達途中の骨に大きな負担をかけてしまっています。足裏の痛み、膝の痛みは成長痛という原因不明として病院では扱われます。異常が、レントゲンにうつらないことが多いからです。また、靴によって足の変形や退化が助長されています。小学校に上がる前に一度チェックに来てください。小学校に上がった途端、それまでバス通園だった足に、歩行がいきなり加わります。変形に気づかないまま、毎日歩くことが増え、飛んだら跳ねたり走ったりが常態化することを想像してみてください。足を守ってあげられるのは、子供さんの今後の人生においての体の健康を作ってあげられるのは、こうした知識を持ったお母さんしか今のところできません。どうか一度、子供の足について、コミュニケーションを取りながら触ったり、見てあげてください。骨が柔らかいうちに体の土台である足をしっかりと強固なものに育ててあげてください。

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