28年間のキャリアを捨てても、必要だと思った事

2021年02月09日 11:24

介護福祉士として、28年間高齢者を見てきたから、この店を作った理由があります。

いくら、動きにくくなってから、歩きにくくなってから、リハビリを毎日毎日、頑張ったとしても、高齢になったら、元のようには戻れません。
どんなに腕のいい、理学療法士だって、高齢化による人体構造のアライメント的に、全身を診たって、二分化された理由が、結果としてそこに症状となって現れたと、学問上分かっているとしても、経年によるもの、過労性な自由を含めると、やはり、限界があります。動かないより動いたほうがいいのですが、そうなる前にできることとして、予防医学があります。
高齢者を毎日見てきたからか、自分が歳をとった時、どんな自分でいたいかを、良く考えるし、それなりにそうならないように予防してます。
何となく過ごしている、まだ、元気な高齢者を見ていると、このひとは、後何年以内にこうなるなという事が、自然に体を見てわかるようになりました。
自分だけであるける期限なんて、考えたことないのか、考えたくないのか、年寄りだからと諦めているのか。日本の高齢者は、人任せで甘えています。厳しい世界で生きてきたから自立してそうですが、今の高齢者は、戦後の日本の復興のスタートを生きてきた人たちの時代。やはり、明治、大正を生きてきた人と、気合いがまったく違います。
海外に、寝たきりの人は、病院でしか見た事がありません。日本は、長寿大国です。嬉しいですか?日本は、寝たきりの長寿大国なんですよ。
自由に動けなくなってから、亡くなるまでがとても長い。想像してみて欲しい。自分がそんな時間を長く過ごすことを。
自分が自分のことを忘れた人を、
自分の自由を失っても、生きている以上そのままでいなきゃいけない人の苦しみを、家族の負担を、家族の苦しみを、そして、最期を見てきたから、まだ間に合う、皆さんに、予防医学を意識して欲しいのです。
やってみて、ご病気でなってしまったとしても、後悔なんてないでしょう。しかし、なくなる時は、後悔する言葉が1番に出てきます。
だから、後悔をしなくて済むためにも、どうか、今しかできない、今だからできることを、もっと考えて欲しい。どう生きたいか、考えたら今やるべき事が見えてきます。あちこちいたくなって、その後何十年も生きていかなくてはいけません。その予防に時間とお金を使うか、病院代は保険が効くから、しょっちゅう行くか。湿布で痛みが治りましたか?ブロック注射で、治りましたか?いつまで、そのためにお金を払い、病院で何時間も待ちますか?結局、どうしたいのでしょうか。
まだ間に合うことが何かを選ぶ事かによって、あなたの未来が作りはじめてます。
生きることと、生かされる事。どっちに近くでいたいですか?

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)